れないの落書き帳~レジデントには早すぎる~

うどん食いながら医学の勉強をほったらかし酷道せめたりプロデューサー業したりする、オタキングを首になった男のブログです。低頻度の更新。Twitter:@Renais_F

アイマスPがAqours5thに参加したお話。~ラブライバーのかけた虹にアイマスPが勝てるか?~

 先日メットライフドームで行われたAqours5th LoveLiveに行ってきた。最後の楽曲であるNext Sparkling!!が終わり、規制退場を待つ最中に思っていたのはある種の無力感であった。実はラブライブを心の底では見くびってただろというお叱りとアイマスに対する挑戦を感じた気がしてならなかった。

 今回のライブは、劇場版に合わせたセトリ、演出で行われた。劇場版のサブタイトルはover the rainbowなのだが、今回アンコールでドームに実際に虹がかかったのだ。サイリウムを用いた虹だった。スタンドに鞠莉の紫、果南のグリーン、ダイヤの赤、善子の白、ルビィのピンク、花丸の黄色、梨子の桜ピンク、曜の青、そしてアリーナに千歌のオレンジ。本当にきれいな光景だった。この光景をまさかラブライブで見るとは思ってもいなかった。

 3rd福岡,4thはLVでの参加だった。その時に抱いた感想は「みんなブレードの色自由だなー」だった。もちろん4th「想いよひとつになれ」が桜ピンクに染まったようにサイリウムの色が統一されるときもあったが、大半は各自自らの推しの色を振っていた。アイマスのようにキャラに合わせいちいちサイリウムの色を変えるような真似などしていなかった。アイマスはプロデューサーとして自らのアイドルの演出を行うためにそのアイドルに合わせた演出としてサイリウムを選ぶ。それに対しラブライブはあくまでファンとして自らの推しに集中するといったイメージがあった。結局ラブライブではドーム全体を巻きこんだ演出はできないと見くびっている節があった。実際、今回のライブのブレード企画を呼び掛けたtwitterがとは言えず、むしろ批判的な声が多かった印象がある。サイリウムの企画はアイマスお家芸だと思っていた。今回ラブライブはそれ以上のことをやってのけたのである。

 私とてアイマスP歴が長いわけではない。デレステから入った4年目だし、ライブに至っては初星演舞のLVからである。初星演舞の響のRebellionでの色変えで「これがライブか。」「これがアイマスか。」とアイマスライブの道に落ちてった人としては今回のラブライブが本当に衝撃的だった。あの時と同じ衝撃をよりによってラブライブでもう一度味わいとは。少なくとも「Fairytaleじゃいられない」でUOを焚くかどうか言っている今のアイマスであの衝撃を味わえるか?ラブライブのあの虹に勝てるのか?と考えると脅威を感じざるを得ない。

 アイマスのライブが持っていた部分がラブライブに侵略されている、それも今アイマスが失いかけているかもしれない部分が。今応援いているアイドルにとって最もふさわしい演出が何か、それを実現するために何ができるかを考え続けることが私の使命だと思う。